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涼宮ハルヒとGUNS N' ROSES 

このほどやっと「涼宮ハルヒの驚愕」前・後篇を読了。先月末に初回限定版を入手していたものの、話の筋を忘れていたからと「涼宮ハルヒの陰謀」から読み返していたり、途中「ストライクウィッチーズ」に手を出したりしていて、気がつけばもう通常版の発売日になってしまいました(^_^;)


ネタバレを防ぐ意味でも詳述は避けますが(ことこのシリーズではネタバレは致命的だと思います)、まずは文句なしに面白かった、と月並みなコメントで(笑)。映画になった「消失」もそうでしたが、終盤の緊張感は半端ないものがありました。通勤中や仕事の休憩時間を使って読み進めていましたが、ここまで続きが気になる本を読んだのは久々だった気がします。仕事しながらウズウズしちゃいました(笑)。「陰謀」辺りから「分裂」~「驚愕」の流れをアニメ化すれば、さぞやDVDが売れるんじゃなかろうか、なんて読み終わってから漠然と考えてました。実に映像化しづらそうな話ですが(笑)。


いやまぁ、待った甲斐があったもんだ、と一人この何とも言えぬ読後感に浸って(・∀・)ニヤニヤしているのですが、奥付を見返してみると、前作「涼宮ハルヒの分裂」から実に4年も経っていたことに気付きました。


思えば「いつ出るんだろう」ってやきもきさせられたものです。当初は「分裂」からさほど間を置かずに出るはずが延期。発売延期の報の後、一度改めて告知されていたような記憶がありますが、その後しばらく音沙汰なし。正直なところ「もう出ないんじゃなかろうか」なんて思ってました。


この「今年こそは出るのか」とやきもきさせられる感覚、どこかでも体験した気がする、と思ったら、GUNS N' ROSESの「CHINESE DEMOCRACY」と同様の流れではありませんか! まぁガンズは待たせた期間が十ウン年、とレベルがまるで違いますが(笑)。


「驚愕」のあとがきを読むと、作者の谷川流氏自身「正直なところ、特に理由はありません」としつつも、「何だか突然、意味もなく何もできなくなったとしか言いようがなく、正直一般生活にも支障が出るくらい」「今までの人生において『怠惰』をバックボーンに生きてきた自分の特性が、たまたまリミット最大まで進行してしまったから」ではないか、と語っています。プレッシャー、の一言で片づけてしまうのは早計かもしれませんが、急激に大々的な成功を収めたことについていけなくなってしまったのかなぁ、なんて素人考えで想像してみたり。かつて発売延期になったときにも、「プレッシャーとか相当かかるのかな」と漠然とは思っていました。


個人差はあるのでしょうが、突然成功を手に入れたり、有名になることで受けるプレッシャーやその他諸々!?は相当のものがあるようです。手元にある坂本龍一の「SELDOM ILLEGAL 時には、違法」(1991 角川文庫)という本から、YMOが人気を博した頃についての記述を幾つか引用してみます。
「YMOの最初のアルバムを作った一年間ぐらいというのは、(中略)生活は安定しているんだけど、幸いにバンドとしては売れなかったから、遊び半分でやれていたという、わりと都合がよかったのね」
「とにかく、アッという間だった。その各地での成功というの日本へどんどん送り返して、帰って来た時にはもう出来上がっていたからね」
「車が一台止まって、わざわざ窓あけて、あ、坂本だ!とか指さされて、殺してやろうかと思ったぐらいにいやだった。(中略)ぼくはそういうふうになるつもりは全くなかったのに」
「ぼくは、とにかくアノニマス(匿名性)で生きてきたからね。ものすごくショックというか、いやだったのね」


同様の思いを、谷川氏もしたのかな、と想像してみるわけです。まぁ、有名になったことのない我々には想像すべくもないことではありますが(笑)。


こういう例とは少し違えど、「ハルヒ」という作品の成功も一つの契機として、人生の歯車がずれてしまった(と見える)人物を我々はもう一人知っています。平野綾です。


「ハルヒ」や「らき☆すた」等を経て、一定の成功を収めた彼女ですが、そこから事務所やレコード会社の思惑、本人の志向するものが噛み合わず、やれ体調不良だのTwitterでの炎上騒ぎだのと迷走ぶりが際立つ最近。


その「お騒がせ」っぷりに、先程も引き合いに出したGUNS N' ROSESが想起されます。
思えばガンズも、商業的な大成功の後、バンド名の権利だとかライブアルバムを巡ってのいざこざだのと、アクセル・ローズ(Vo.)と他のメンバーの思惑やらが乖離していく様を見せていきました。結果、アクセルを除くオリジナルメンバーは去り、残りのラインナップもコロコロ変わったりアルバムはなかなか出なかったりと、やはりアクセルをはじめとして迷走していたと言う他ない状況だったのはよく知られているところです。


規模は違えど、両者とも「成功」という結果を出してガッチリ噛み合っていたかに見えた歯車が、逆にそこを機として狂い始めたように見えてなりませんね。ガンズの元ベーシスト、ダフ・マッケイガンはかつて雑誌のインタビューで、ガンズのオリジナル・ラインナップが崩壊した、その落とし穴はどこにあったのか?という問いにこう答えていました。「成功。これは間違いない」と。


成功を経て浮き彫りになる周囲との考えのズレ、それも手伝って何処へ行かんとするのかが見えづらい状況、物議を醸す言動の数々、など、筆者には何だか平野綾とアクセル・ローズがダブって見えてきます。


平野綾は、先頃出したベスト盤をもって音楽活動を休止するとのことだそうで。また彼女の歌が聴けるまでに、それこそガンズの「CHINESE DEMOCRACY」のように、何年も待たされるようなことにはなって欲しくないものですね。筆者とりたてて平野綾のファンというわけではありませんが(^_^;)、勿体ない話だよなぁ、と思わずにはいられません。
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