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早速「Another 2001」読んだった  

〔はじめに〕
まだ発売から日も浅くネタバレはしないよう心がけておりますが、新鮮な気持ちで「Another 2001」を読みたい方はこんなクソブログ見ないほうがいいですよ!(笑)










いやー久しぶりに本腰入れて小説を読んだような…

9/30に発売された綾辻行人「Another 2001」、昨日の出勤時に買ってきて、休憩時間や移動中、それに睡眠時間を削って貪り読んで(笑)、先ほど読了。

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これはいい鈍器(笑)。

アニメ化を機に「Another」にどハマりしたのが実に8年前!原作小説の時点でその雰囲気に完全にやられてしまい、アニメ版もBD買いそろえて、実写映画版もわざわざ観に行くほどにはハマりましたね。実は自分も主人公たちと同じ98年の中3だったので(あ、歳がばれる/笑)勝手に親近感も感じてお気に入りの作品でした。見崎鳴ちゃんは今でも自分にとっての最萌ヒロインとして不動の座を占めております。

で、サイドストーリー的な「エピソードS」を挟んで遂に正式な続編キタ――(゚∀゚)――!!

以下、ネタバレにならない程度に簡単な感想をば。

前作のような謎が徐々に明らかになる楽しみこそ薄れるものの、「今度はそう来たか」と思わせられる要素満載で、早く先を読みたい、という衝動を抑えるのに苦労しました(笑)。しっかり続編してますし。

ちょっと生意気なことを言うと、今回は終盤で割とあっさりオチが読めてしまった感じもあって、最後にあっと言わされた前作に比べてパンチが弱い気がしてしまいました。まぁこれは自分が前作を神格化しすぎなのでしょう。きっと。
注意深く読み込んでいくと「なるほど、そういうことか」とすっかり合点がいくように出来ていて、その辺含めきっと綾辻先生の手のひらで踊らされているに相違ないのですが。


あと、今回も見崎鳴ちゃんは素敵でした(そこかい!)
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Posted on 2020/10/02 Fri. 22:37 [edit]

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メディアミックス、文字から見るか?映像から見るか?~「君の膵臓をたべたい」を巡って~  

…とまぁタイトルに書いた通り、先週から始まったアニメ映画「君の膵臓をたべたい」を観てきたわけなんですが。結論から言ってしまうと、なんかノリきれなかった、と言うか、妙に醒めた目で見てしまって、なんだかなぁ、という気分。原作小説を先に読んでしまったのは失敗だったかなぁ、なんてことを思った次第です。

よせばいいのに、好奇心に負けて、映画公開直前に原作買ってきて読んじゃったんですよ。とはいえ、機会があればもっと前に読んでいたかもしれなかったですけど。先に公開されてた実写映画版の頃に、自称読書家としてもちょっと気になってはいたものの、予告編を観て、「ケッ、安易に人の死で感動を取ろうとするリア充向けのやつかよ」なんて思って、まぁ正直言ってバカにしてましたね。自分だって「AIR」とか「CLANNAD」みたいに人の死がドラマを生むアニメやゲームで泣いてたオタクなのにね(笑)。

いざ読んでみるとこれがぐいぐい引き込まれて、一昼夜で読み終えてしまいました。ホントバカにしてごめんなさい、って恥じ入りましたね。友情とか恋、というレベルにとどまらない、対照的だからこそ惹かれ合う二人の生き方。そのどちらかだけを肯定するのではなく、それぞれに人から必要とされる面があるということ。ここ数年来自分の生き方に疑問を抱えてきた私にとって、そのような見方、人生観もあるのか、と光明を投げかけてくれたようにも感じました。人との関わりを避けて、本の世界に安住の地を求める主人公の姿に自分を重ねすぎたのかな、なんて気もしていますが(^_^;)

…などとやたら感銘を受けてしまったのがかえってよくなかったのかもしれません。映画(アニメ版)自体は全然良かったんですよ。画も綺麗で、ストーリーも要点をしっかり押さえてうまいこと2時間にまとめてあったし、作中にも取り上げられた「星の王子さま」の要素を取り入れた終盤の演出はなるほど、と唸らされました。ピアノとストリングス主体の劇伴も自分の好みにしっくりでした。

なのに初めに書いたようにどうもノリきれなかったのは、原作への思い入れが過剰になり、映画への期待も過剰になってしまったためかな、という気はしています。加えて、今回はストーリー自体にも終盤に期待を良い?意味で裏切るひと捻りがあるだけに、初見での嬉しい驚き(個人的には小説、アニメ、映画を問わずこれがあるエンタメが好きです)を感じられなくなっていたのはマイナス要因だったように思います。
あとは、原作で自分の好きだった要素が映像化の際にオミット、まぁそこまではいかなくとも薄くなってしまうと、ちょっと醒めてしまうところもありますね。「君の膵臓をたべたい」で言うと、主人公とヒロインのやり取りに、原作ではラノベを思わせるような軽妙さ、テンポの良さがあったんですね。今となってはやや古い例えなのかもしれませんが、ハルヒとキョンのような、エキセントリックなヒロインにツッコミつつ振り回される無気力系男子、という構図にも見えて、そうしたラノベに慣れ親しんできた身には馴染みやすいものでした。そうしたやり取りの他愛もなさこそが、ヒロインの求めた「日常」感を引き立てる演出ともなり、その後の展開とのギャップ(無論いい意味で)を際立たせていたように感じました。これも自分の好きな要素だったのですが、アニメではその辺の軽妙さは抑えめで(この辺りは主人公役の高杉氏もパンフのコメントで言及していました)、個人的には物足りなさを感じてしまった部分ですね。

…などと思いながら映画館の帰り道、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」にも同じような印象を抱いたことを思い出していました。
この作品、原作ではちょっと不思議な自動手記人形ヴァイオレットが起こす心温まるストーリーの連作短編、といった趣で始まり、話が進むにつれ明らかになっていく彼女の過去、そして愛を探す彼女の物語へと収斂していく、というものでした。謎が解き明かされていく感覚も含めてこの流れを私は凄く気に入り、読後にはtwitterで「アニメもこれはBDマラソン確定や!」と高らかに宣言していたのですが、いざアニメ版が始まると大いに戸惑いました。いきなりヴァイオレットの過去の話から始まり(時系列で言えばこの方が整理されてはいるのですが)、「え?いきなりネタバラシしちゃうの?」と困惑してしまいました。アニメとしては文句のつけようがないほどの出来だったにもかかわらず、原作で好きだった要素が見事にオミットされてしまい、素直に楽しめなくなってしまった自分がいました。結局録画はしたものの5話ぐらいまでしか観ずに今に至っています(^_^;)

今回「君の膵臓を~」を観て、つくづく、こういったメディアミックス作品をどう楽しめばいいのか、と考えさせられることとなりました。情報量の面では映像より文字媒体の方が多い―特に映画となると尺の都合などで情報量にはおのずから限度がある―場合も多いので、映像を先に見て、そこだけでは読み取れなかった情報の補完も兼ねて小説を、という順番の方が良かったように、特に今回の場合には感じています。この方法が上手くいったのは、去年の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の時でした。昔のドラマ版も未視聴だった自分は予備知識ゼロで映画を観て、こりゃぁ難解だわい、と小説版を補完として読んで理解を深めたものでした(完全に理解したとは言っていない/笑)。
そう言えば一昨年の「君の名は。」の際には、小説版に加えて、まさに補完のためのサイドストーリー小説まで刊行されていましたね。
もっとも、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に関しては、原作小説が出てからアニメの放映までだいぶ時間がかかったので、この方法は物理的にも無理があったわけですが。その辺りはもはや運というか賭けというか(笑)。
逆に、自分の経験でも、「Another」では原作を先に読んでいても、アニメで具体的な映像となったことでより楽しめた(原作時点では己の想像力でしか補えなかったものが具現化された)、ということがありましたので、いよいよこれもうわかんねぇな(笑)。

…とここまで長々ととりとめもなく考えてきましたが、ともあれ、今回良い作品に巡り合えたのは確かです。作中の言葉を借りるなら、それも「自分で選んで」得られたものなのだと思います。
ま、もう1回観に行けば今度は原作との違いにも気を取られることなく純粋に楽しめるかな、という気はしています。変に気負いすぎてもよくないですが(^_^;)。あとは実写版も1度観ておきたいですね。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ももう1回きちんと観なくちゃね。

Posted on 2018/09/07 Fri. 01:57 [edit]

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2012年に読んだ本BEST5  

さて、この頃「読んだ本まとめ」もやってなかったので、ここで2012年の総まとめを。
去年の暮れからブクログで読書記録を付けてまして、それによると今年読んだ本は12/28現在149冊。内訳は9割5分くらいラノベなわけですが(笑)、その中から勝手にBEST5を選出!


1位:「ココロコネクト」シリーズ(庵田定夏/ファミ通文庫)

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)
ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

今年読んだ中では文句なしの1位。表紙のイメージに反して結構重め、というか割と鬱展開なところがあるが、慣れるとこれがたまらない(笑)。基本は「ぶつかり合い、悩みつつも進んでいく青春もの」なので、あまり真っ当な青春を送ってこなかった自分には眩しかったり。そういう羨望の念も含めて、このドラマチックさは傑作として大いに推したいところ。萌えという点でもかなりポイント高いかと。稲葉んやべぇ!
eufoniusの主題歌含めアニメ版も良かったのに、例の炎上騒動で後味が非常に悪いのが唯一にして最大の欠点。作品のせいじゃないのに…。みんなでモリモリ読んで作者さんを励まそうず!


2位:「Another」(綾辻行人/角川文庫・角川スニーカー文庫)

Another(上) (角川スニーカー文庫)
Another(上) (角川スニーカー文庫)

作品単体のインパクトでは「ココロコ」に後れを取るものの、コミックス版、アニメ版、実写映画版、とメディアミックス展開全体でみると今年一番ハマった作品。主人公たちの設定年齢と自分が同い年(まさにこの年の中3だった)、という個人的な理由での愛着みたいなものもあるけどね(笑)。
前半のじわじわくる感、中盤からの異様な雰囲気の演出、ラストで明かされるどんでん返しの衝撃度。そしてヒロイン見崎鳴の人形と絡めたミステリアスさよ。ラノベじゃないのに原作の描写だけでも凄く萌えられる!よく似た展開の(むしろ原型?)「緋色の囁き」も読んだが、やはりグイグイと引き込まれるわー。
難点はただ一つ、角川のアニメの売り方。


3位:「ゴールデンタイム」シリーズ(竹宮ゆゆこ/電撃文庫)

ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)
ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)

竹宮ゆゆこ作品初体験。「ドライ&ポップ」とでも言うべき独特のリズミカルな文体と、比喩のセンスに完全にやられました。思いの外「萌え」色も薄めなので、1巻目での「本文中にイラストページ無し」という暴挙(笑)は正解だったと思う。ついつい大学時代を思い出して、「あ~こういうのあるあるw わかるわ~」ってなっちゃう。そういう意味ではおっさん向け作品かと(笑)。

そして、本編以上にインパクトの大きかった「外伝 二次元くんスペシャル」。三次元への未練もどこかで捨てきれず、二次元との狭間で揺れ動くオタク男子の心理を的確に描き、そして抉る。もうガチで凹みましたよ自分(笑)。

ゴールデンタイム 外伝 二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)
ゴールデンタイム 外伝 二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)


4位:「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」シリーズ(豊田巧/創芸社クリア文庫)

RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)
RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 (創芸社クリア文庫)

ここまで正面切って鉄道を題材にしたラノベって今まで無かったよね?筆者「鉄道むすめ」の小説版くらいしか例を知らないです。キャラとかはベタに過ぎるものの、その道に造詣の深い作者さんだけに、設定がしっかりしていて、「わかってる」感に溢れているのがGood。キャラ名の元ネタのセレクトからして渋い(笑)。
加えて「国鉄が民営化されずに続いていたら」というif設定を見事に具現化した、バーニア600氏のイラストが素晴らしい!3巻の「横軽」という舞台、完全にバーニア氏の趣味だろ(笑)。鉄オタならイラストのために買っても損は無いんじゃないかなぁ。


5位:「サクラダリセット」シリーズ(河野裕/角川スニーカー文庫)

サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)
サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)

「バトルの無い超能力もの」という変わり種!?独特のゆったりとした時間が流れて行き、静かに優しい物語が紡がれる。謎に満ちた本編もさることながら、短編集の4巻がかなり味わい深かったかな。時系列がいささかややこしいのが難点かも。



割と僅差ながら、次点で「サムライブラッド」(HJ文庫)、「僕の学校の暗殺部」「ぜんぶ彼女に『視』られてる?」「武装中学生2045-夏-」(ファミ通文庫)、「ストライク・ザ・ブラッド」「神様のメモ帳」(電撃文庫)、「クーデレな彼女とキスがしたい」(一迅社文庫)、「中二病でも恋がしたい!」(KAエスマ文庫)といったあたり。

今年は特にファミ通文庫に当たりが多かった印象ですね。「葵-ヒカルが地球にいたころ…」や「マブラヴ オルタネイティブ トータル・イクリプス」も良かったし、今年始まった上掲3作は今後の展開が楽しみ。
一方で去年集めまくってたMF文庫Jがやや減ったかな。「なかいも」「緋弾のアリア」「機巧少女は傷つかない」など継続中のシリーズものばかりでした。そういえば「豚は飛んでもただの豚?」の続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン

そうそう、もはや古典と言われるのかもですが、「半分の月がのぼる空」をこの歳になって読んでみたら興味深いものがありました。やはりセカイ系的な時代性みたいなものがありますね。

さぁ、来年はどんな本との出会いがあるでしょう!?

Posted on 2012/12/28 Fri. 13:04 [edit]

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9月に読んだ本まとめ  

suiken583の本棚 - 2012年09月 (7作品)
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仕事関係も忙しくなったことを受けて、さらにペースダウン(´・ω・`)

まずは「魔法科高校の劣等生」シリーズ。友人から借りて読んだのですが、確かにこれは読み応えがありますな。話が長いのが難点(笑)。主人公のチートっぷりが半端ないのですが(笑)、ここまでやられるとかえって清々するレベル。

他の3冊もかなり好み。

作者が現役自衛官という「君が衛生兵で~」、イロモノ臭がしまくりなのですが、意外と(失礼!)しっかりしてました。身も蓋もない言い方をしてしまうと、まるで「パトレイバー劇場版2」なのですが、最近の日本の状況を見るとあながち冗談とも笑い飛ばせないテーマですね。

「ぜんぶ彼女に~」は完全にジャケ買いだったのですが(笑)、これまた思いの外面白かった。序盤を職場で読みながらニヤニヤを押さえるのに苦労しましたねぇ(苦笑)。タイトルを見ててっきりヤンデレものかと思ってたら、物凄く電波と言うか不思議ちゃんでした。ケラケラ笑いつつも最後はほっこり、見たいな感じで結構ツボでした。

「サムライブラッド」、まずは女性が主人公というところがちょっと新鮮。陰陽道を中心に据えた独特な「偽史」の世界観も面白いし、続編早く出て欲しいなぁ。

Posted on 2012/10/12 Fri. 00:08 [edit]

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8月に読んだ本まとめ  

suiken583の本棚 - 2012年08月 (10作品)
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9月も半分経っちゃいましたが、そう言えばまだまとめてなかったのでここで。

うん、ミリタリー趣味の高まりがよく出ていますね(笑)。

とりあえず8月は「トータル・イクリプス」が中心。このほかメカ設定資料集なんかも買い込んでおりまして。アニメ版だとかなり駆け足で、キャラの内面、水面下で蠢く各国の思惑、といった部分がちと弱いかな。元々情報量の多い世界観でもあるので、小説版が断然オススメ。

面白かったのは「僕の学校の暗殺部」。ふゆの春秋氏のイラストに惹かれて買っただけだったのですが(黒髪少女にSIG552はイイね/笑)、「ハード&ドライ」という形容がピッタリな文体・展開に、いい意味で期待を裏切られました。個人的には、主人公の内面の描写がもっとあっても…という気もしましたが、それだと魅力が薄れてしまうのかも知れません。ある種の「ラノベっぽくなさ」が新鮮な一冊。

8月唯一の非ラノベ作品「緋色の囁き」も良かったです。「Another」とよく似た舞台設定(というよりこれが「Another」のベースになったのか?)で初めから謎めいた流れに引き込まれ、最後まで一気に読みたくなる引力を感じましたね。文字通り寝る間も惜しんで読み耽ってしまいました。

Posted on 2012/09/14 Fri. 21:39 [edit]

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