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すいけん、どう?

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WUG!応援ちう。がんばっぺ!

メディアミックス、文字から見るか?映像から見るか?~「君の膵臓をたべたい」を巡って~ 

…とまぁタイトルに書いた通り、先週から始まったアニメ映画「君の膵臓をたべたい」を観てきたわけなんですが。結論から言ってしまうと、なんかノリきれなかった、と言うか、妙に醒めた目で見てしまって、なんだかなぁ、という気分。原作小説を先に読んでしまったのは失敗だったかなぁ、なんてことを思った次第です。

よせばいいのに、好奇心に負けて、映画公開直前に原作買ってきて読んじゃったんですよ。とはいえ、機会があればもっと前に読んでいたかもしれなかったですけど。先に公開されてた実写映画版の頃に、自称読書家としてもちょっと気になってはいたものの、予告編を観て、「ケッ、安易に人の死で感動を取ろうとするリア充向けのやつかよ」なんて思って、まぁ正直言ってバカにしてましたね。自分だって「AIR」とか「CLANNAD」みたいに人の死がドラマを生むアニメやゲームで泣いてたオタクなのにね(笑)。

いざ読んでみるとこれがぐいぐい引き込まれて、一昼夜で読み終えてしまいました。ホントバカにしてごめんなさい、って恥じ入りましたね。友情とか恋、というレベルにとどまらない、対照的だからこそ惹かれ合う二人の生き方。そのどちらかだけを肯定するのではなく、それぞれに人から必要とされる面があるということ。ここ数年来自分の生き方に疑問を抱えてきた私にとって、そのような見方、人生観もあるのか、と光明を投げかけてくれたようにも感じました。人との関わりを避けて、本の世界に安住の地を求める主人公の姿に自分を重ねすぎたのかな、なんて気もしていますが(^_^;)

…などとやたら感銘を受けてしまったのがかえってよくなかったのかもしれません。映画(アニメ版)自体は全然良かったんですよ。画も綺麗で、ストーリーも要点をしっかり押さえてうまいこと2時間にまとめてあったし、作中にも取り上げられた「星の王子さま」の要素を取り入れた終盤の演出はなるほど、と唸らされました。ピアノとストリングス主体の劇伴も自分の好みにしっくりでした。

なのに初めに書いたようにどうもノリきれなかったのは、原作への思い入れが過剰になり、映画への期待も過剰になってしまったためかな、という気はしています。加えて、今回はストーリー自体にも終盤に期待を良い?意味で裏切るひと捻りがあるだけに、初見での嬉しい驚き(個人的には小説、アニメ、映画を問わずこれがあるエンタメが好きです)を感じられなくなっていたのはマイナス要因だったように思います。
あとは、原作で自分の好きだった要素が映像化の際にオミット、まぁそこまではいかなくとも薄くなってしまうと、ちょっと醒めてしまうところもありますね。「君の膵臓をたべたい」で言うと、主人公とヒロインのやり取りに、原作ではラノベを思わせるような軽妙さ、テンポの良さがあったんですね。今となってはやや古い例えなのかもしれませんが、ハルヒとキョンのような、エキセントリックなヒロインにツッコミつつ振り回される無気力系男子、という構図にも見えて、そうしたラノベに慣れ親しんできた身には馴染みやすいものでした。そうしたやり取りの他愛もなさこそが、ヒロインの求めた「日常」感を引き立てる演出ともなり、その後の展開とのギャップ(無論いい意味で)を際立たせていたように感じました。これも自分の好きな要素だったのですが、アニメではその辺の軽妙さは抑えめで(この辺りは主人公役の高杉氏もパンフのコメントで言及していました)、個人的には物足りなさを感じてしまった部分ですね。

…などと思いながら映画館の帰り道、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」にも同じような印象を抱いたことを思い出していました。
この作品、原作ではちょっと不思議な自動手記人形ヴァイオレットが起こす心温まるストーリーの連作短編、といった趣で始まり、話が進むにつれ明らかになっていく彼女の過去、そして愛を探す彼女の物語へと収斂していく、というものでした。謎が解き明かされていく感覚も含めてこの流れを私は凄く気に入り、読後にはtwitterで「アニメもこれはBDマラソン確定や!」と高らかに宣言していたのですが、いざアニメ版が始まると大いに戸惑いました。いきなりヴァイオレットの過去の話から始まり(時系列で言えばこの方が整理されてはいるのですが)、「え?いきなりネタバラシしちゃうの?」と困惑してしまいました。アニメとしては文句のつけようがないほどの出来だったにもかかわらず、原作で好きだった要素が見事にオミットされてしまい、素直に楽しめなくなってしまった自分がいました。結局録画はしたものの5話ぐらいまでしか観ずに今に至っています(^_^;)

今回「君の膵臓を~」を観て、つくづく、こういったメディアミックス作品をどう楽しめばいいのか、と考えさせられることとなりました。情報量の面では映像より文字媒体の方が多い―特に映画となると尺の都合などで情報量にはおのずから限度がある―場合も多いので、映像を先に見て、そこだけでは読み取れなかった情報の補完も兼ねて小説を、という順番の方が良かったように、特に今回の場合には感じています。この方法が上手くいったのは、去年の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の時でした。昔のドラマ版も未視聴だった自分は予備知識ゼロで映画を観て、こりゃぁ難解だわい、と小説版を補完として読んで理解を深めたものでした(完全に理解したとは言っていない/笑)。
そう言えば一昨年の「君の名は。」の際には、小説版に加えて、まさに補完のためのサイドストーリー小説まで刊行されていましたね。
もっとも、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」に関しては、原作小説が出てからアニメの放映までだいぶ時間がかかったので、この方法は物理的にも無理があったわけですが。その辺りはもはや運というか賭けというか(笑)。
逆に、自分の経験でも、「Another」では原作を先に読んでいても、アニメで具体的な映像となったことでより楽しめた(原作時点では己の想像力でしか補えなかったものが具現化された)、ということがありましたので、いよいよこれもうわかんねぇな(笑)。

…とここまで長々ととりとめもなく考えてきましたが、ともあれ、今回良い作品に巡り合えたのは確かです。作中の言葉を借りるなら、それも「自分で選んで」得られたものなのだと思います。
ま、もう1回観に行けば今度は原作との違いにも気を取られることなく純粋に楽しめるかな、という気はしています。変に気負いすぎてもよくないですが(^_^;)。あとは実写版も1度観ておきたいですね。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ももう1回きちんと観なくちゃね。
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テーマ: アニメ

ジャンル: 映画

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WUGオンリーのお知らせ 

えーお久しぶりでございます。

前回のエントリに書きました耳の不調の件ではご心配をおかけしました。おかげさまでその後は何とか落ち着いております(疲労がたまると軽い耳鳴り等が起きることもありますが)。

とは言えこの影響でなかなか曲作りなどもできなかったりという状況が続いてはいました。

今週末のWUGオンリー(6/16 横浜産貿ホール・マリネリア)用にも、結局2曲しか作れませんでしたが、ともあれ新譜出せそうです(´▽`) ホッ

https://soundcloud.com/suiken583/201806a
↑こちらで視聴できますー。

今回は初心に返ってジャズ系アレンジ。「WUG新章」から、みんな大好き!?「Polaris」と「カケル×カケル」の2曲ですー。

「Polaris」は1度やってみたかったビッグバンドっぽいアレンジ(イントロでグレン・ミラー意識しているのを感じていただければ幸いです)、
「カケル×カケル」は得意のピアノ単音ソロでめるでぃを奏でるラテンっぽいやつに。

6/16、会場でお待ちしております。スペースはG-19ですm(_ _)m
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酔鍵堂の明日はどっちだ!?~今後の予定について~ 

えー明けましておめでとうございます(遅)。

今年もいろいろ頑張っていきたいと思います~っていきたかったところなのですが、年明け早々問題発生しまして…(泣

1月中旬に差し掛かる頃から、どうも左耳が詰まったような感覚が続くな…なんて思っていたら、だんだん聴こえ方に違和感、ステレオ感がおかしい感じが出てきて、しまいには耳鳴りがし始めて、これはやばいかも、と病院に駆け込みまして。

診断の結果は「急性低音障害型感音難聴」とのこと。日常生活や仕事は何とかなりましたし、早期に治療しないと治らないと言われる突発性難聴でなかったのは少しホッとしました。また、投薬で治療できるものだそうで、おかげで今日現在ではほぼ自覚症状を感じないレベルまで治ってきた模様ではあります。
とはいえ、このために1月中は音楽はほぼ何もできない状態…。無理にやってみようとしても、聴こえ方の違和感が気持ち悪すぎて無理でした。

そんなわけで、同人音楽も何も作れていない状況であります(泣)。なので、3月アタマのWUGオンリーもお休みさせていただきます。余裕があれば一般参加では行くかもです。
取り敢えずは4月末のM3に向けてのオリジナル曲、お誘いいただいてるコンピ用の曲を来月からぼちぼち作っていく予定です。WUGオンリーで毎回出していた「MUSIC FOR WAKE U LIVE」シリーズも、もう1枚作ってきちんと完結はさせたいな、と思っています。

そんなこんなですが、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
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WUGオンリーのお知らせ 

Wake Up, Girls!の舞台「青葉の記録」のBDが発売されましたねぇ。舞台も観に行きましたが、改めて観てもいいですね。元になった「7人のアイドル」でも印象的だった、かつての自らの姿を見て涙し、走り出す真夢の姿。舞台版では「歌いたい!踊りたい!諦めたくない!」ってセリフも追加され、吉岡さんの演技も相俟って涙腺が決壊。

さて、そのWUGのオンリー即売会「同人誌即売会 やらせてください! 青葉の季節」もいよいよ明日ですね。我が「酔鍵堂」も参加いたします!ブースはB-20ですー。

今回の新作はこちら↓


前回に引き続き、同人ゲーム「WAKE U LIVE」に提供予定のアレンジ曲集です。

簡単に解説みたいなものも。

01.かやたんのテーマ(原曲:スキキライナイト)
格闘系ということで、PRIDEのテーマ曲っぽく、というコンセプトなのですが、パーカッションの使い方に川井憲次の影響がもろに出てますw アラサーの皆さんに受けるタイプのアレンジだと思います(^_^;) 

02.あいちゃんのテーマ(原曲:可笑しの国)
原曲のエレクトロサウンドが良すぎてどうしようか迷ったところでしたが、ならばあえて生演奏でロックをやろう、というところに落ち着きました。ホントはもっとパンクな感じを出したかったのですが、どうしても自分の好きなハードロックに寄りますねw

03.みゅーのテーマ(原曲:WOO YEAH!)
これも原曲が素晴らしすぎて引きずられそうになるのを必死に抑えました(抑えきれていない!?)。ゲームではロボットものにするということなので、サイバーな雰囲気を狙ってみました。イラストを担当された夢乃杜さんから渡辺宙明サウンドがお好きという話を伺いましたので、懐かしのロボットアニメ、特撮風な別バージョンも今度作ってみようかな、という気になってます。

04.フィールドテーマ(原曲:16歳のアガペー」
一度やってみたかった吹奏楽風アレンジ。WUG音楽勢では「わぐぶらす」さんという専門家集団がいらっしゃる中、吹奏楽に関してはド素人の私としては汗顔の至りであります(^_^;) イメージとしては「ガルパン」の大洗のテーマ曲、というかその元ネタと思われる「大脱走」のテーマっぽいところを目指しました。オーケストラアレンジも今度作ってみたいところです。

引き続き各種旧作も頒布いたしますー。よろしくお願いしますm(_ _)m

テーマ: アニメソング

ジャンル: 音楽

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M3-2017春のおしらせ 

どうも、ケツに火が点かないと働かないマン、すいけんです。関係各位申し訳ございませんm(_ _)m

といきなり謝罪でなんですが(笑)、ギリギリでM3の新曲が出来ました。


ここしばらくはWUGオンリーや会社のバンドで編曲ばかりやってたので、リハビリを兼ねて久々にオリジナル曲です。
スペースはK-02b「酔鍵堂」です。ぜひお立ち寄りくださいませませ。

あと、今回は日頃お世話になってます、「L&Eクリエイターズ」さん、「飛練音響工業」さん、「solty alacarte-ソルティ アラカルト」さん、「Audrey Record」さんとの合同企画

「ものすごく棒読みにこだわったドラマCD」
にも1曲編曲で参加させていただいてます。こちらもよろしくお願いしまっす。上記各サークルさんで頒布します。「Audrey Record」さんならウチのお隣、というか合体出展してますので是非是非(^_^;)

↑これの最後で流れる曲が私の編曲したやつです。

それでは今週末は流通センターでボクと握手!

テーマ: VOCALOID

ジャンル: 音楽

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